きっかけ
昨日公開した記事(→「応用情報技術者試験」を受けます。)とか、一アマを受けた時の体験記(→第一級アマチュア無線技師 受験体験記)なんかを読むとわかるかもしれないですが、私が何かを勉強するするときはいつも「めっちゃ詳しい参考書全部読んだらとりあえずなんとかなるやろ!」みたいな安直な発想でわりと詳しめの本を買うことにしてます。単に資格が欲しいだけじゃなくて、その分野の大まかな知識を身に付けたいって目的もあるから当然といえば当然ですね。そうやって資格関連の参考書を読んでるといつも感じることがあるわけです。
なんで参考文献のリストがついてないの???
今思うと、私が受験生だった頃の受験参考書*1とか(検定)教科書にも全然参考文献が付いてなかったように思います。一体どうしてなんでしょう……
参考文献は必要
大学生になると専門書のたぐいをたくさん読むようになりました。そういった専門書の巻末にはたいてい参考文献のリストが付いていて、著者がどういう文献を参考にしてその本を書いたか遡ることができますし、丁寧な著者だとより進んだ勉強をするための文献のリストを挙げてくれることもあります。資格対策本や受験参考書*2の著者もきっと何らかの専門書や文献、ときに論文などを見た知識をもとに書いているはずで、参考文献をリストアップしようと思えばきっとできるはずなんです。参考文献の文化に慣れてしまうと、資格対策本や受験参考書に参考文献が付いていないことが、ある種の怠慢というか先人へのリスペクトの欠如のように感じられてしまいます。もちろん、そういった本の著者たちが本当に怠慢だったりすると思っているわけではなくて、多分資格本や受験本の文化というか慣習としてそうなっているのでしょう。
読者の立場から言うと、ぶっちゃけ資格とか受験参考書に参考文献が付いていなくてもそんなに困らない気がします。実際、受験生の頃は全く気になりませんでした。けれど今資格対策本を読むと、もっと詳しいことが気になる部分や説明があまり上手じゃないと思う部分があると「この章に対応する分野の参考文献挙げてくれねえかなあ」と思います。受験参考書でも、各章に詳しい参考文献をいくつか挙げておくと真面目で向学心溢れる高校生たちはきっとより深い勉強ができるに違いありません(高校の頃の私なら絶対読まないけど)。
要するに、本の内容が著者の独りよがりなものでないということを読者に主張するためにも、向学心ある読者により進んだ勉強を促すためにも、参考文献をちゃんと付けるのはとても有益なことだと思うのです。
結論
結局この記事で言いたいことは一つです。
資格対策本*3著者のみなさん!この記事を読んでいらしたらお書きの本に参考文献のリストを付けてください!!お願いします!!何でもしますから!!!!