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10年後には黒歴史

『ネットワーク超入門講座 第4版』を読んだ

 さて例によって例のごとくブクログの転載記事です。ブログに情報を集中させておきたい意図があるので許してください。読んだのは下記の本です。

三上信男著『ネットワーク超入門講座 第4版』(SBクリエイティブ、2018)
 ネットワークに関する代表的な技術を企業の社内ネットワークの構築例をなぞる形で説明した読みやすい入門書です。ハードウェアを実物の写真とともに解説している例が多く、なるほどこういうものに接続してネットワークを使っているのかとイメージしやすい説明でした。この本だけで実際のネットワーク構築ができるような本ではありませんが、全体像がわかりやすいのでより専門的な本を読むための準備としてよい本だと感じました。
 率直な感想ですが、実際の社内ネットワークを構築するための最初の入り口の入門書という位置づけの本であり、必ずしも詳細なプロトコルの内容や通信方式に関してはあまり触れらていません。OSI参照モデルでいう2,3階層の説明がメインです。本書の副題に「現場の基本を集中マスター」とありますが、実際その通りの実践的な本であると感じました。