自分支援機構

10年後には黒歴史

「第三種電気主任技術者」を受けます

 タイトル通り、「第三種電気主任技術者」なる資格(以後「電験三種*1)を受験するという決意表明の記事です。先日の記事↓
ngskshsh.hatenablog.com
に書いた通り、今年度の試験(※一年に一回です)にも申し込みはしていましたが、色々な事情があって今年度は受験することすらしませんでした。悔しいので来年も絶対に受けることにします。

なぜ受験するのか

 なぜこの資格を受験しようと思ったかというと、最初はほとんど興味本位でした。資格マニア界(?)では有名な資格ですし、強電関係の勉強もしてみたら面白そうだと思ったわけです。今でもこの考えは変わらないのですが、モチベーションはもう一つ生じました。「いくら時間がなかったとはいえ、全く勉強もできずに受験を放棄したなんて悔しい。来年こそは受かりたい。」要するに意地とプライドで受験するわけですね。真面目にこの資格が必要で受けようとしている人に対しては本当に申し訳ないです。

どういう資格なのか

 法規の勉強を全くしていないのでこの資格によって何ができるようになるかは述べませんが、ざっくり言うと電気的な設備の保安管理ができるようになる資格です。第三種・第二種・第一種と3種類あって数字が小さいほど高圧の電気を扱えるようになる(もちろん試験の難易度もハネ上がる)のですが、一番簡単なはずの第三種ですら結構な難易度です。
 どの部分が難しく感じるかは人によって様々だと思いますが、私にとっては純粋に範囲の広さが難しく感じられます。私にとっては多くの受験者が苦しむであろう数学や物理(ほぼ電磁気学)に関しては全く苦にならないので、時間を用意して学ぶべき内容を各個撃破できれば大丈夫だと信じたい(願望)

何が出題されるのか

 電験三種の試験にはは4つの科目

  • 理論
  • 電力
  • 機械
  • 法規

があります。全ての科目で基準点を上回れば合格ですが、科目合格の制度もあります*2
 「理論」で出題されるのは主に電磁気学や回路の基本的な内容で、私にとっては既知の内容が多くあまり勉強は必要ではなさそうです。実際、数年分試しに解いてみたらいずれも8割以上得点できたのでまあよほどのことがない限り大丈夫でしょう。計測関連や磁性体関連などあまり詳しくない分野も出題されるので、改めて参考書類は眺めておきたいところです。
 「電力」科目では、主に発電・変電・送電・配電あたりが出題されるようです。正直良く知らない分野が多いのですが、物理学の知識を応用したらなんとかなるんじゃないか(甘い見通し)という気がするので頑張ります。
 「機械」科目では、各種電気機器に加えてその他細々とした(たぶんそれぞれ独立した)分野が出題されます。細々としたした分野のうち、電気化学・照明・制御・情報処理あたりはちょっと勉強したらすぐに出来るようになりそうな雰囲気があるのでそっちで得点は稼ぎたい。電気機器に関してはまだあまり勉強してないのでよくわからないですが、色々と構造が複雑そうなので大変そう。
 「法規」科目に関しては本当に何もわからない。どうしよう。誰か助けて。

最後に

 これだけ長い記事を書いたからにはもう逃げられません。これで落ちたら恥ずかしいのでそうならないように頑張りたいと思います。

*1:ところでこの資格、公式のHPなどでは全部「三」が漢数字なのですが、ネット上だと半角数字だったり全角数字だったりして検索は面倒ですよね。まあ最近の検索エンジンはそこら辺を全通り拾ってくれるので気にすることはないのかもしれません。とりあえずこのブログでは漢数字で統一しておきます。

*2:一度合格した科目は2年間は合格扱いで、次の2年間では残りの科目をクリアすればよいという制度。例えば、x年に理論・電力に合格した場合だとx+1,x+2年には機械・法規のみのクリアで合格できる。詳しいことは電気技術者試験センターのウェブサイトをご覧ください。科目合格について誤解を生まないよう、この脚注をやや詳しくしました(9/24)