自分支援機構

10年後には黒歴史

情報処理技術者試験 高度午前I受験体験記

 支援機構と申します。普段はTwitterでよくわからないことを書いていますが、ブログではすっかり筆無精になってしまいました。誇るほどの内容でもありませんが、久しぶりにきちんと資格を受けてきたので感想記事を書いておきます。
 今回受けてきたのはIPA主催の情報処理技術者試験のうち、「高度な知識・技能」を必要とする試験の1つです*1。本試験群はいずれも午前I、午前II、午後I、午後IIの4つの試験に分かれており、特に午前Iは全試験共通のマーク式試験となっています。午前Iのみに関しては合格後2年間は免除・スキップして午前IIから受験することができます。今回は秋のエンベデッドシステムスペシャリスト準備として午前I免除のためだけに受験してきました(7500円)。うーん、社会人の金銭感覚。

 ちなみに過去に1ランク下のレベルにあたる応用情報の試験を受けてなぜか合格しています。当時の記事はこちらに↓。
ngskshsh.hatenablog.com
 さて、体験記ですので体験したことを記していきます。1月あたりに試験を申し込み、3月下旬くらいから勉強を始めたような気がします。基本的には過去問を解いてひたすら暗記するだけです。何の工夫もありません。勉強のベースとしては下記参考書で午前I対応部分をひたすら読んで暗記して読んで暗記しました。

松原敬二著『情報処理教科書 高度試験午前I・II 2022年版』(翔泳社、2021年)
各節のはじめに午前IおよびIIにおける出題状況がまとめられており、大雑把な出題傾向を知ることができます。各問にどの試験の出題範囲なのか明記されており、どの試験を受ける人も逐一チェックしながら進める仕様になっています。丁寧な参考書です。試験数日前までこの参考書の問題を繰り返し読んで暗記し、数日前からは実際の過去問を解いておおむね22/30点程度取れることを確認し、当日を迎えました。
 将来の受験生向けに多少でもアドバイスめいたことを書いておくと、試験の答えを覚えるのではなく、各選択肢の内容を(正解でなくても)把握しておくことがよいと思います。同じ問題が出ないにしても、そもそもの用語の内容を記憶しておけば新しい問題に対応できる確率も上がるとは思います。まあ結局過去問通りの問題で稼ぐことになるのです。
 まあそんなこんなで当日を迎え、受験会場に向かい、午前Iのみを受けて即座に帰宅しました。当日の夜には公式の解答が発表され、確認すると23/30でした。まあよっぽどめちゃくちゃなマークミスをしていなければ合格でしょう。やったぜ。
 午前Iがマジで暗記して暗記して暗記するだけの試験なだけに書くことがありませんでしたが、まあ自分用の体験記ということでお許しください。本番は秋のエンベデッドシステムスペシャリストです。がんばるぞい。

*1:関係ないけど一応種類はネスペ