自分支援機構

10年後には黒歴史

はてな記法&数式の入力に挑戦

はじめに

 はてなブログの記事の編集方法は3つあって、今まで使ってきた「見たままモード」と、「はてな記法モード」と「Markdownモード」の3つ。見たままモードでも全然不自由は感じなかったけど、せっかく色々方法が用意されているから試しに色々使ってみようということで、まずははてな記法を試してみます。
 はてなブログの公式ヘルプにはてな記法一覧(←このリンクもはてな記法で書いた)というページがあったので、このリストから私にも使えそうな機能をいくつか使ってみます。

見出し

 まずは「見出し」です。この記事の最初にある「はじめに」という大きな文字や、この文の前に付いている「見出し」がそうで、要は一定量の文章ごとにタイトルや表題をつけて文章を構造的にするためのものでしょう。(TeXでいうと\sectionとか\subsectionのようなものかな?)

見出しのレベル

 見出しにはいくつかのレベル、あるいは階層があります。本で例えると「章」が一番大きな階層で、その下に「節」や「段落」などがあるようなものでしょう。この文章で説明すると、いまこの文章の位置は「見出し」という大きな階層の中に含まれた「見出しのレベル」という小さな階層ということです。
 他にもいくつかの見出しの種類があるけど今は興味が湧かないのでまたいつか。

リスト・表

 はてな記法のリストの記法はとても単純で使いやすいです。一番単純なリストは、

のような感じの階層的なリストになります。リストに数字を付けることもできて、その場合

  1. アジア
  2. ヨーロッパ
    1. フランス
    2. ドイツ
  3. オセアニア

のようにできます。数字の有無を階層ごとに混在させることもできて、その場合

みたいな感じになります。これは本当に便利。
 表もシンプルに書くことができて、

行為 つらさ
一人で回転寿司
一人でディズニーランド

みたいな感じになります。

引用・脚注

 引用の書式も用意されていて、引用だけでなくボックスとしても便利に利用できます。

"この中から子作りしてもよいという女性を選んでください"
(原作 LINK,漫画 宵野コタロー終末のハーレム 1』(集英社))

上の引用の参考文献は普通に入力しただけなのだけれど、URLの場合ちゃんとリンクにしてくれる機能もあります。

"岩塩(がんえん、英: rock salt, halite)は、鉱物として産する塩化ナトリウム(NaCl)のことである。岩石名でもある。"

岩塩 - Wikipedia

 脚注*1を付ける機能もあるけれど、ウェブページだと正直見にくいし、相互にリンクがついているとはいえわざわざ飛ぶのもかなり面倒だと感じるのであまり積極的に使うことはしたくないです。

tex記法

 はてな記法で一番感動(?)したtex記法です。miniTeXと呼ばれる、TeXによる数式を画像に変換するサービス(→minitex)を利用して文章中に数式を埋め込むことができます。いくつか数式を入力してみましょう。

  1. 運動方程式 m\frac{\mathrm{d}^2}{\mathrm{d}t^2}\boldsymbol{x}=\boldsymbol{F}
  2. Schrödinger方程式 i\hbar\frac{\partial}{\partial t}\psi=\left(-\frac{\hbar^2}{2m}\Delta+V\right)\psi
  3. 行列式 \mathrm{det}\left(\begin{array}{ccc}a_{11} & a_{12} \\ a_{21} & a_{22}\end{array}\right)=a_{11}a_{22}-a_{12}a_{21}

まあさすがにちゃんとしたTeXのように綺麗に表示したり体裁を整えたりするのは難しいですが、ブログにちょっとした数式を載せるぶんには十分じゃないでしょうか。

最後に

 自分が気に入った機能ばかり紹介して他の便利そうな機能を完全に無視した独りよがりな記事になってしまった感はありますが、まあ半分は自分用の備忘録として書いたつもりなので大丈夫でしょう。たぶん。この記事に目を通してくれた方がいらっしゃったらありがとうございます。これからは様々な機能を活用して色々な記事を書いていきたいです。

*1:これが脚注だよ~