自分支援機構

10年後には黒歴史

【実録ルポ】オタク、またSUBWAYに行く!!

 SUBWAY、それは上流階層の食べ物。私こと支援機構は、先日身の程知らずにもSUBWAYで商品を注文し、あまつさえそれを食べようとすらしました。そして、場の雰囲気に耐えきれず逃げ出したのでした。
ngskshsh.hatenablog.com
 これはもちろん私の被害妄想がただただひどいために起きた出来事であり、SUBWAYに何の問題もありません。そもそも、特に何の法を犯したわけでもない私がただファーストフード店を訪れたというだけで何ら恥じるべき点はないはずです。では何がよくなかったのか。それは私の心が弱いことでした。思えば、昔から若者が多い場所やおしゃれな場所に立ち入るときには過剰な不安と被害妄想を抱えていました。幼いころはコンビニにすら入ることができませんでした。要するに全て心のありようです。

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水に濡れた本が少しだけリカバリーできるかもしれない方法

 タイトル通りの記事です。変なサービスへのアフィリエイトとかは張ってないのでご安心ください(?)。
 本が水に濡れてごわごわになってしまって読みにくい、ということはたまにあると思います。インターネットをいろいろ検索すると、乾く前の対処は見つかっても乾いてからの処置について触れる情報は必ずしも多くないです。今回、ひどいくらい力業ではありますが、乾いてごわごわのバリバリになってから少しだけリカバリーする方法を考えて実行してみたのでネットの大海に情報を投入しておきます。
 諸注意です。まず、あなたの貴重な本にこの方法を適応してしまってダメになっても責任は取りません。取れません。また、本記事は読みにくい本が少しだけ読みやすくなる(かもしれない)という意味でのリカバリーについて言及しています。劇的な回復ではありません。そして、一度濡れた本は多かれ少なかれ劣化が早くなると思いますが、そういった劣化や摩耗を防ぐための方法ではないことをご確認ください。

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感想:Erewhon(CLOCKUP)

 CLOCKUPから先週の金曜日(7/27)に発売された『Erewhon』をプレイしたので感想を書きます。物語の真相に深く関わる内容は背景と同色にしてドラッグしないと見られないようにしましたが、基本的に少しのネタバレに注意するつもりはないので未プレイの方などはご注意ください。

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電気通信主任技術者(伝送交換)を受けてきた話(その1)

 こんにちは。支援機構です。最近は大学から帰ってきてはひたすらアニメを見て精神の安定に努めています。先日、電気通信主任技術者伝送交換主任技術者の方(分類については後述)を受けてきたので簡単に記事にしておきたいと思います。自己採点によると不合格なので、合格体験記のような立派なものではなくて単なる日記であることをご了承ください。一応、受かった科目の参考書類のレビュー(そんな大層なものではないが)は参考になると思います。

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『新版 量子論の基礎』(サイエンス社)を読んだ

読んだきっかけ

 こんにちは、支援機構です。大学院に入って一カ月ほど経ち、少しは生活も落ち着いてきました。去年度はいろいろと忙しくてあまり勉強もできなかったのですが、今年度は少しは勉強しようということで、手始めに軽めの物理の本を読むことにしました。(注:この文章は5月上旬くらいに書いたもの(一部誤字を訂正)です。公開するのを忘れていました。
 そんなこんなで本棚から引っ張り出してきたのがこちら。
清水明著『新版 量子論の基礎』(サイエンス社、2003)

この本は私が最初に量子力学量子論)を勉強したときに読んだ思い出の本なのですが、最近どうも基礎的な部分が疎かになっているような気がしたので再読することにしました。この本では、高度な内容が含まれている章や節にはスペードマークがついていて飛ばして読んでも問題がないようになっているのですが、これを機にあとがきに書いてある「ある程度学年が上がったら、本書を再び取り出し、スペードマークの付いた項目を読むことを強く勧める」を実行しようというわけです。
 最初はサクッと読んで細かいことを思い出すに留めるつもりだったのですが、今読むとクリティカルな部分が数多く記述されていることに気づいて自分の成長を少し感じました。いやほんと、学部一年のころによくこれを読めたなという感じです。当時*1は難易度の高さに気づけないために逆に読めた気分になったのでしょう。

*1:その当時でさえ、難しい本だなあと思ってはいた

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【実録ルポ】オタク、SUBWAYに行く!!

 ある日、私は駅前で途方に暮れていた。私はしばしば夕食をその駅前で済ませているのだが、通いすぎていつもの店に飽きてしまったのだ。普段の私であればそのような店は一瞥もくれずに立ち去るのだが、少し前にそのメニューの複雑さが評判になっていたこともあり、SUBWAYなるファーストフード店を訪れることにした。本記事は、私のような「陰」の限界にあるオタクが「陽」の象徴たるおしゃれなファーストフード店を訪れるとどうなるのかを実体験を以て示すものである。後から思い返して書いているので細かいセリフなどに相違点はあろうが、ほぼ完全に実体験のみを説明したということを最初に約束しておこう。

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